日本が世界に誇るコンテンツといえばアニメとゲーム。これに異を唱えるものはおそらくいないであろう。政府主導で日本のコンテンツを世界に発信していくクールジャンパンなる取り組みで、アニメ、漫画、ゲームといった従来サブカルチャーと呼ばれていた類のコンテンツが国家のバックアップを受けて世界へ売り出されているという事実からも、日本のそういったコンテンツは世界に通用する、どころか世界をけん引していく水準のものであることは疑いの余地がないであろう。だが、「ドラゴンボール」や「ワンピース」「NARUTO」のような漫画とアニメに共通するヒット作は昔からあったが、ゲームに関しては、ソフト面でもハード面でもパイオニアであり続ける割には、海外でスマッシュヒットを放ったものは意外と少ないのが現状である。日本ではゲームの代名詞ともいえる「ドラゴンクエスト」シリーズなどのRPGは国内ほどの評価は得られていないと思われる。古くは1980年に発売された「パックマン」や最近では「あつまれ動物の森」など話題を集めている作品はあるが、「ドラゴンボール」ほどの知名度や人気を誇っているかというとそこはわかないというのが正直なところであろう。しかし、「ファイナルファンタジー」シリーズに関しては、「ファイナルファンタジー7」がその圧倒的クオリティ故にスマッシュヒットを果たし、シリーズは世界でも定着しているように思われる。またディズニーとスクエアエニックスがタッグを組んで制作をしている「キングダムハーツ」シリーズも、やはりディズニーという切り口のおかげか海外でも一定の評価を得ているようである。だが、個人的な希望をつづらせてもらうと、やはりこのあたりでゲームの根本を覆すような革新的なタイトルがでてきてくれないとこれ以上の伸びはなかなか難しいのではないかと思われる。   いわゆる伝統的なスタイルのゲームといえば、シューティングゲームやシミュレーションゲーム、RPG、パズルゲームなどであろう。近年ではどれもオンラインゲームとして更なる進化を遂げて、世界各国のメーカーが様々なソフトをリリースしているがどれもこれまでのものの延長線上にあり、新規の層を取り込むだけの力は弱く感じる。かつて「テトリス」が登場し、一般家庭のお父さんお母さんまでをも巻き込んで誰もがファミリーコンピューターを買い求めたような強烈な社会現象はもう見られないのかもしれない。誰もが即時にルールを認識できる圧倒的にシンプルなゲーム性ながら、誰もの心にひっかかる絶妙なロシア音楽と爽快感。「テトリス」は世界のゲーム史に残る金字塔といっても過言ではないであろう。日本単体でみれば「ドラゴンクエスト」なども社会現象を起こしたといえるし、近年では「ポケモンGO」などもかなり話題となった。しかし「テトリス」の衝撃に比べると幾分劣ると感じるのは私だけではないであろう。 オンラインカジノの可能性とは そこで、登場するのがオンラインカジノである。オンラインカジノ自体はそこまで新しいものではなく、インターネット黎明期から存在するが日本ではいまいちマイナーな扱いをされているのが現状だ。カジノ＝違法という認識が日本人の間では根強いからかもしれない。インターネット上に多くあるが特に信頼できるサイトのオンラインカジノランキングはここからチェックしてもらいたい。 オンラインカジノというからにはもちろんギャンブルをする場所ではあるのだが、ここではむしろそのゲーム性にフォーカスしたい。オーソドックスなルーレットやスロット、ブラックジャックなど数多くのゲームが楽しめるオンラインカジノはゲームの新しい可能性を示しており、一般に感じられているであろう敷居の高さをどうにかすれば、多くの人に愛される娯楽としての地位を獲得するのはそう難しいことではないと考えられる。これまでに世界をけん引してきた日本のゲーム会社がこの方面に力を入れたときにおこるであろう奇跡を想像すると胸が高鳴るのは私だけではないであろう。